手仕事民芸境界性

メンタルヘルスをメンヘラは捉えられ方が違う。ある種の事故だ。人の性格も民藝もデザイナーズも、境界性的な側面があるものだ。

SHIZEN(しぜん) - 原宿・北参道の手仕事の器のセレクトショップ

SHIZEN(しぜん)は、名前の通り、ナチュラルさあふれる器のセレクトショップ

JR原宿駅東京メトロ明治神宮前駅から徒歩10分~15分くらいに自然はあります。原宿といっても、北参道よりで、年中お祭り騒ぎの竹下通りのようなゴミゴミガヤガヤ感はありません。 ご安心ください。

コンクリートジャングルの都心オブ都心の中にあっても、そこはSHIZEN。店名の通り、まるで澄んだ空気の緑を散歩しているかのような爽やかな空気が静かに流れる、心地のよい空間です。

あらゆる素材の器たち

扱う器の素材は、これ!と縛ることなく、店主の感性に触れたものが並んでいます。陶器、磁器、ガラス、金属、木の器などなど。大きさや形状も様々で、一見共通点がないように思えますが、ぜひ手に取って、顔を寄せて、見てみてください。「これと、あの器を合わせたらなんかよさそう!」って思えるものがあるんです。つながってるんです!

器のお写真をご紹介

SHIZENさんは公式Facebookやブログを運営されていて、その時期の取り扱い商品や企画展、個展の案内なども行っています。器のお写真もたくさんアップされているので、是非チェックしてみてくださいね。

こんなお写真がアップされていますよ。

f:id:yamakawasora:20200524183928p:plain

https://www.facebook.com/pages/shizen/285450184986081

↑はFacebook

でもブログの方がたくさん写真をみられると思う shizenshop.exblog.jp

f:id:yamakawasora:20200524184218p:plain

Base(ベイス)でオンラインショップも運営されています。

shizen.theshop.jp

最近は、増渕篤宥(ますぶちとくひろ)さんの器が多いのかな。 増渕さんは、茨城県笠間市出身で現在は宮崎県で窯を構えて器を作っている、陶芸家・彫刻家さんです。

ベテラン、大御所、実力派の作家さんです。 こっくりとした深い色味の器、繊細な彫りなどは、目を見張るものがあります。 増渕さんの公式サイトにも記載がありますが、 - 手でつくる - 機能的である - 汎用的である と、民藝(民衆的工藝)のコンセプトをしっかりと受け継いでいるというか、 念頭に置いた作陶をされている方なのだと思います。

kzg-ss.com

雑誌にも取り上げられるお店

SHIZENさんは、ナチュラル・スローライフ・丁寧な暮らしがコンセプトの、その分野では他の追随を許さないリーディングマガジン「天然生活」(地球丸 / 現在は倒産のため扶桑社に事業譲渡)をはじめ、数々の雑誌に紹介されている印象です。

私は、原宿を散歩していたら見つけたので、有名な店だったんだ!というのは後から知ったんですけど、店内を見たら納得ですよ。ナットク。

もともと全く別のお仕事をされていた女性店主の刀根さんが、一念発起して器の世界へ飛び込み、そして独立をしたお店です。女性ならではの感性が光る器ばかりです。

神宮前へありますよ!

昔は千駄ヶ谷にあったのですが、現在は神宮前に移転しています。

ぜひ!

住所

  • うつわshizen
  • 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前2-21-17
  • 営業時間 12:00 – 19:00
  • 火曜日 (他 年末年始休み)
  • ※詳細の日程はブログでご確認下さい。
  • TEL 03-3746-1334

リスカってファッションなんか?ゴスロリなんか?単なる自傷なんか?

最近思うわけですよ。

リスカ、いわゆるリストカットです。

これってなんなんでしょうね。

リスカはかまってちゃん?

こういう方程式ってあると思いますよ。実際、前に仕事で小学生~大学生?くらいのユーザーが多いサービスにちょっと触れたことあったんだけど、運営側でもそういう見方してる人いたもんで。

うーん、ファッションていうのもあると思うんだよね。ぶっちゃけファッションリスカという言葉もあるし、自傷風メイクとか見た目をアクセサリーにして販売してたりするしね。

つまり、かっこいいとか、なんかいいとか、思っている層はある程度いるんだよね。ビジュアル系っぽいとこあるし、ゴスロリでも少なからず通づるとこある気がするし。

でも、そういう人も含めて、生きる術としてやってる人も、やらざるを得ない人もいるんだよね。

リスカの写真をネットにさらす人たちも、世界を二分するなら100%ファッションの人もいれば、助けてのメッセージの人もいる。そして重要だと思うのは、実はそのグラデーションの中に生きる人が多いって事。

みんな自分の常識でしか生きられないから、差別や偏見ってのは生まれるのはしょうがいないけどね。

リスカしちゃったやばたにえん、とか言ってる人も、今日リスカした(笑)とか言ってる人も、心のどこかでSOS出してるのかもしれないし、きっと出してると思うのよ。

それらが嘲笑われるのは、たぶん癌になりました助けてくださいっていうのと、リスカしてしまいました助けてくださいっていうのが、捉えられ方が違うからなんだろうなあ。

別に、犯罪犯しているわけじゃないんだけどね。

むしろ犯罪おかしている人でも、精神状態が、、とかあるじゃない。

だから一概に決めつけるってのはおかしなお話しだよねって。

ホームレスとリスカって似てるのかな。。

助けてあげたいけど、なんか怖い。そんなとこは似ているし、あと、結局自分が弱いからそうなったんでしょ的なところもあると思う。

まあ、これは難しいですね。

難民助けるのはカッケーパネーってなるかもだけど、リスカとかホームレス助けるのって、カッケーってなるのかな。いやなるか。難民助けるほうが素敵とか、使命感あるとか、なんかそんなイメージってあるんじゃないかな。

だって、自分の国民でやばい困ってる人間たくさんいるのに、なんでまず海外に目を向けるの??っていうか。。

イコッカ(Ékoca) - 恵比寿の手仕事セレクトショップ - 通販も

徐々に暑くなってきましたね。でもまだまだ散歩が気持ちいい感じです。新型コロナウイルス、どこも影響を受けていて、公園や広場の駐車場が利用できなくなっていたりしますね。。残念です。でも徒歩圏内に公園や緑や河川敷などがあれば、朝夕の散歩は気持ちがいいもんです。空気が違いますし。

さてさて、今回は、恵比寿というシティオブシティ、シャレオツ・ザ・センター・オブ・都心において心地よくも凛とした空気を感じられるであろうセレクトショップ、【イコッカ / Ekoca (正式にはアクサンがついてÉkoca】について紹介してみたいと思います。

写真は公式インスタより。 なんとなく、個人的に、こんな雰囲気。という。

イコッカ/ Ekoca とはどんなお店?

オープンは2003年のようです。 筆者が知ったのは、そうですね、、2008年前後だったかと。だったかと。当時から恵比寿で手仕事、作家もの、暮らしの道具といえばイコッカ!っていうイメージを抱いた覚えがあります。

立ち上げはアパレル会社に勤務されていた福地さんと現在は布作家として有名な石川ゆみさんのおふたりで立ち上げたそう。筆者が知ったころの店主は福地さんだったかと思うので、そのころは離れていたのかな。

お店で取り扱うのは幅広くて、ひとくくりにすると暮らしの道具とファッション、、になるのかなあ。

全国各地の器やカトラリー、かご、洋服、ぞうり(スリッパ/ルームシューズ)が小さな(失礼!)店舗に並べられています。その陳列が素敵と言いますか。。うん素敵なんです。

お店自体も、恵比寿駅から離れたとこにあって都会の喧騒をうんちゃらってのにぴったりです。

そして扉を開けると広がる静寂な感じ。ああいいなって感じますよ。

一方でお客さんももちろんたくさん!

企画展が豊富

イコッカの目玉っていうか、すごいな、おもしろいなってのは企画展がバラエティに富んでることです。

毎回いろいろな驚きとか出会いがあるんです。

とにかく素敵なお店なので、一度ぜひ!


今回ご紹介したお店

  • イコッカ
  • 〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南1丁目21−18 圓山ビル2F
  • ekoca.com

そうそう、ブログが素敵で情報たっぷりですよ~ ura-ekoca

インスタもナイスです。

Ekoca (@ekoca_ebisu) • Instagram photos and videos

ラ・ロンダジル - 神楽坂の手仕事セレクトショップ - オンライン販売アリ

飯田橋/神楽坂にある手仕事/民藝のセレクトショップ兼ギャラリー兼オンラインショップ

手仕事、民藝、作家がつくる作品のひとつひとつ。眺める事も、使うことも、なんとなくの癒しになります。そしてそれらを確かな審美眼で厳選したセレクトショップを訪れることも、癒しになるものです。それはなんとなく森林浴といいますか、自然の中を散策するのに近いものを感じます。

元気いっぱいな時も、病んだ時も、散歩は大事。心が病んで鬱な時は外に出る力もありません。そんな時はネットウォーキン。

ネットでホームページを見るのも、安らぎの写真をインスタで見るのもよし。

東京都の新宿区若宮町11 摩耶ビル1階に、そのお店はあります。「ラ・ロンダジル」です。

お店のホームページには、このように紹介されています。 *公式サイトより抜粋引用/用語の説明は別途

起き抜けの水を飲むグラス、得意料理を盛り付ける皿、トイレに置いたマグ、枝や草花をいけた花瓶、果物を盛るカゴにお弁当を包む布。

ここに並ぶ様々なものはすべて人の手から生まれた手仕事ののもの。 大量生産されたもののようにどれを取っても同じというわけにはいきません。 微妙な形の違いや釉薬の掛かり具合、器に浮かんだ鉄釉や御本手、手仕事のものは一つとして同じものはなく各々が個性を持っていて一目惚れや一期一会という言葉もさりながらこちらをじっと見つめているものもあれば、チャーミングな視線を送るものもあり、ここから旅立つ時を静かに待っています。

お店は元々は新宿区の袋町26にありました。 神楽坂にあった古民家を利用した、古き良き佇まいのお店です。 現在は、上記の新宿区若宮町摩耶ビル1階に移転したようですが、現在も、神楽坂(最寄り駅は牛込神楽坂駅 / 飯田橋駅からも歩いていけますね)、にあるようです。

公式サイトはこちらです。 <La Ronde d’Argile>東京・神楽坂の小さなショップ&ギャラリー「ラ・ロンダジル」のHPです。

地図はこちらです。 goo.gl

お写真はこちらです(後述のインスタの方がよいです)。

ラロンダジル(東京神楽坂)の外観 | 引用 Google
ラロンダジル(東京神楽坂)の外観 | 引用 Google
ラロンダジル(東京神楽坂)の外観 | 引用 Google
ラロンダジル(東京神楽坂)の外観 | 引用 Google

ラロンダジルのインスタのお写真(後述します)
ラロンダジルのインスタのお写真(後述します)

ラロンダジルはざくっとどんなお店?

ラロンダジルは、器をはじめとした全国の職人・作家さんの手仕事の品を扱うお店です。店主がセレクトした商品を取り揃えています。企画展も開催していて、何度も足を運びたくなるようなお店です。

私が初めて知ったのは、器に興味を持ち出して、関東のお店を探していた時にネットで見つけました。当時2010年。か、それより前。 そして、ちょいとした縁があって店舗に足を運びました。

当時はまだ古民家を利用したお店で、「神楽坂っぺー」って素直に思いました。外観ももちろん、内観も。そんで、さらに内観の陳列がまたオツといいますか。古民家の静寂な佇まいにドンピシャな商品のディスプレイ。異なる素材が並べられていても、なんの違和感もない感じ。パネーなって思いました。

移転してからは行けていませんが、どこに行ってもラロンダジルなんだろうなって感じますよ。

店主とお話したのは、2回くらいですが、聡明な方でした。当然ですが、知識豊富で、感覚だけではない、古民家にたたずむ敏腕キュレーターというような感じ。 作品について色々と聞いてみると作品選びの参考になるはずです。

というか、ラロンダジルと意味とは

これはフランス語ですね。ラ・ロンダジル = La Ronde d’Argileです。"la"は英語でいうとこの"the"ですね。全体を訳すと(Google翻訳先生にお願いすると)、"The Clay Round"です。

日本語では"土の輪"という意味でしょうか。 恐らくきっと、陶器・磁器から徐々に知識や扱う範囲をつないでいったのではないでしょうか。

雰囲気

そうそう、現在はホームページを見るより、インスタを見るといいと思います。ホームページって、色々技術や知識が必要で、なかなか更新ができなかったりしますが(デザインのリニューアルなんて大変です)、インスタは単純に写真をアップするだけなので、費用や知識や時間など諸々の理由でホームページをしっかり作りこむことができない小さなお店の場合は、インスタの方が世界観が伝わりやすいです。

公式インスタはこちら ラ・ロンダジル(@la_ronde_d_argile) • Instagram写真と動画

写真をいくつかシェアさせて頂きます。

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坂野友紀個展「一生使いたいもの」の 作家在廊についてお知らせです。 ご報告になりますが坂野さんのご家族が緊急入院されたため在廊はキャンセルとなりました。 作家不在で大変申し訳ありませんが予定通り個展を開催いたします。 坂野さんの作品、作り手自身に会うことを楽しみにしてくださっていた皆様には大変申し訳ありません。 坂野さんも個展に足を運んでくださった方々にお伝えしたいことが沢山ありましたので本当に無念な思い、またご家族への思いとで現在は心落ち着かない時を過ごされていると思います。 既に坂野さんのインスタグラムでご承知の方もいらっしゃるかもしれません。 何卒ご理解を頂ければ幸いです。

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8月の展示会のお知らせです。 「村瀬可衣 ステンドグラスのある暮らし」 2019/8/17~8/24 12:00~19:00 8/19休み 日曜、最終日は18:00迄 いつもと変わらない暮らしに 小さな灯りをくわえてみる いつもと変わらない私の中に 小さな光がみえはじめた 二十四節気では立秋。 この頃には今よりだいぶ日暮れが早くなり、夕暮れからのステンドグラスの灯りで店内は幻想的な雰囲気に変わります。 皆様のご来店をお待ちしております。 #村瀬可衣 #ステンドグラス #ランプシェード #ステンドグラスのある暮らし #展示会 #ロンダジル

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ほかにも日常の写真なんかもあるので、よりお店の"人となり"ってのが伝わるんじゃないかなって思いますよ。

取り扱い作家さん

正しい情報はお店に問合せて頂くのが一番ですが、本記事作成時点の公式サイトから少しだけ抜粋させて頂きます。

  • 會田竜也 木工
  • 芦田貞晴 木工
  • あひろ屋 日本手ぬぐい
  • 石川友香 陶
  • 伊藤環 陶
  • 井上美樹 ガラス
  • 亀田大介 陶
  • Gren 皮革
  • 須藤拓也 陶
  • 瀬古有美 陶
  • 宮本紀子 アクセサリー
  • 吉村和美 陶

素材も、用途もかなり幅広く(というか吟味して密度濃く)取り揃えていると思います。

オンラインショップもあるようなので、東京は、、神楽坂は、、飯田橋は、、ちょっと遠い、というかむしろ遠いっていう方は一度覗いてみるものいいかもしれません。

WEB SHOP ラ・ロンダジルでは通信販売を承っております。

余談

何度か訪れた中で、手ぬぐい作家、藍染め作家さんの個展に遭遇しました。

あひろ屋さんです。

手ぬぐいに目覚めたきっかけでもありますね。 日本の工芸やっぱパネーす。こちらもぜひ。

ABOUT of AHIROYA

今回ご紹介したお店

  • 所在地: 〒162-0827 東京都新宿区若宮町11 摩耶ビル
  • 電話: 03-3260-6801

己の常識でしか物を見れない人間は起業も経営も鬱もメンヘラも語れない

ポジティブ、アクティブ、独立、慈愛、快活、"そう! 生き生き!"、カッコいい。 ネガティブ、ヒッキー、雇われ、妬み、メンヘラ、"そう! ジメジメ!"、カッコ悪い。

カッケー!ダセー! むぅ、どっちもつまりは "やばい" ってことかな。

本人たちがそう思うのはまぁいいでしょう。 仕方ないでしょう。

まぁカッコいいと思う側は、それを自分で言わなきゃ、あるいは暗示しなきゃカッコいいでしょう。

カッコ悪いと思う側は、少なからずなんとかしないととか、助けて欲しいと切に願っている事だと思います。 じゃないとカッコ悪いと思っている事がファッションになりません。 ファッション100%の人はカッコ悪いでしょうし、なんとかしないとって思う人はカッコ悪くはないでしょう。

で、これって何なのか? 何がやばいのか。

ベンチャースピリットとかの話ではないが、私たちは小さな常識の中で生きている。 大多数の共通認識の中で生きている。

変わった事をすると避けられ、馬鹿にされ、蔑まれる。

でも、この常識が、成長を促さないものだったら...?

大多数の共通認識を変えることが、何かをよくすることだってある。 それを訴え続けて、共通認識を覆すことの良さたるを証明した人は、革命家だと賞賛される。 そうして新しい共通認識が生まれ、それが常識になる。 これは、人類の進化の過程で度々行われてきたことだと思う。

さて、心が病んでると言われる人は、この大多数に打ちのめされる。 打ちのめす方は、"だってそれは違うもの、おかしいもの、異常だもの、病だもの"って。

ちょっと待ってほしい。この現象を大きくすると、戦争になるのではないか。 こうなると、何が正しいのか分からなくなるのでは。

だって、話を戻すと、ベンチャースピリットを持った人たちは、もちろんあらゆる批判や蔑みを受けることもあるだろうけど、ある種の革命家として捉えられることもある。

打ち勝つ事で賞賛される事もある。 たとえ失敗しても、過程を、志を評価される事もある(失敗の歴史や事実を飯のタネ "メシウマとして…" にあざ笑う人間もいるのも事実で、それは残念だが)。

でも一方で、病んでいる人(ここではメンヘラあるいはメンヘラの部類とする)は、そうはならない。そうはならない事が多いように思う。 そうなってしまったという事や、そうであるという事が、嘲笑されたり、批判されたり、酒の肴にされたり、さらには悪と見なされる事もある。 これはこれでメシウマになるのかな。

実際に私もそういう人を見てきたし、会ってきた。

"ワタシの知り合いにメンヘラがいる" と言い、その子がサインバルタという抗うつ剤SNSに上げている写真を見ながら笑っている人を知っている。

素敵な方だなぁ、周りをしっかり見ていて、配慮していて、仕事もできて。 そんな人が、リストカットをする人を社会の迷惑だと言う人もいた。

そもそもそういう人たちにも軽い気持ちで、つまりファッションとしてやっている人もいるのは事実だと思う。 程度の幅がある。

それはそれでどうなのかと言う気持ちもあるが、その気持ちは分からなくはない。 面白半分、見てもらいたい半分の人もいれば、限界の玄関に立っている人もいるし、どうしようもなく彷徨っている人もいる。程度の差が広いのだ。

さて、ポジティブな革命家を前者としよう。ネガティブな革命家を後者としよう。

前者が信念を貫き通すと、賞賛されると言う話に戻すと、後者が、、信念というか、ここでは心の在り方になるが、それを貫き通す、つまり、そういう状況に深く入っていってしまうと、それは賞賛されるのだろうか。

もちろん、頑張っている、苦しんでいる、戦っていると理解を示す人もいるだろうが、それは多くはないだろうと思う。なぜならそうではない人にとって(そしてそうである人にとってもかも知れないが)、それは負の評価であるからだ。

そもそもがネガティブな事であるからだと思う。

前者も後者も戦っているんだよね。

戦争もそうなのではないだろうか。敵も味方も戦っている。己の常識が正として。

それはつまり私たちは、私たちの常識で生きているからじゃないだろうか。

小さな口論だってそうだ。 同じ組織であっても、家族であっても、恋人であっても、そうだ。 意見の衝突は、個の常識のぶつかり合いから生まれる。

そのぶつかり合いの中で、各々が正しさを認めさせたいと思い、その手段として話し合いがあり、口論があり、暴力があり、殺し合いや粛清がある。

なんだろなー。

負の生き物が、人類の成長を促さない生き物なのか。 そんなことはないはずだ。

それがすべての答えとは言えないが、 成長、つまり、人のあるべき姿の気づきにはなっているんだよ。