手仕事民芸境界性

メンタルヘルスをメンヘラは捉えられ方が違う。ある種の事故だ。人の性格も民藝もデザイナーズも、境界性的な側面があるものだ。

ラ・ロンダジル - 神楽坂の手仕事セレクトショップ - オンライン販売アリ

飯田橋/神楽坂にある手仕事/民藝のセレクトショップ兼ギャラリー兼オンラインショップ

手仕事、民藝、作家がつくる作品のひとつひとつ。眺める事も、使うことも、なんとなくの癒しになります。そしてそれらを確かな審美眼で厳選したセレクトショップを訪れることも、癒しになるものです。それはなんとなく森林浴といいますか、自然の中を散策するのに近いものを感じます。

元気いっぱいな時も、病んだ時も、散歩は大事。心が病んで鬱な時は外に出る力もありません。そんな時はネットウォーキン。

ネットでホームページを見るのも、安らぎの写真をインスタで見るのもよし。

東京都の新宿区若宮町11 摩耶ビル1階に、そのお店はあります。「ラ・ロンダジル」です。

お店のホームページには、このように紹介されています。 *公式サイトより抜粋引用/用語の説明は別途

起き抜けの水を飲むグラス、得意料理を盛り付ける皿、トイレに置いたマグ、枝や草花をいけた花瓶、果物を盛るカゴにお弁当を包む布。

ここに並ぶ様々なものはすべて人の手から生まれた手仕事ののもの。 大量生産されたもののようにどれを取っても同じというわけにはいきません。 微妙な形の違いや釉薬の掛かり具合、器に浮かんだ鉄釉や御本手、手仕事のものは一つとして同じものはなく各々が個性を持っていて一目惚れや一期一会という言葉もさりながらこちらをじっと見つめているものもあれば、チャーミングな視線を送るものもあり、ここから旅立つ時を静かに待っています。

お店は元々は新宿区の袋町26にありました。 神楽坂にあった古民家を利用した、古き良き佇まいのお店です。 現在は、上記の新宿区若宮町摩耶ビル1階に移転したようですが、現在も、神楽坂(最寄り駅は牛込神楽坂駅 / 飯田橋駅からも歩いていけますね)、にあるようです。

公式サイトはこちらです。 <La Ronde d’Argile>東京・神楽坂の小さなショップ&ギャラリー「ラ・ロンダジル」のHPです。

地図はこちらです。 goo.gl

お写真はこちらです(後述のインスタの方がよいです)。

ラロンダジル(東京神楽坂)の外観 | 引用 Google
ラロンダジル(東京神楽坂)の外観 | 引用 Google
ラロンダジル(東京神楽坂)の外観 | 引用 Google
ラロンダジル(東京神楽坂)の外観 | 引用 Google

ラロンダジルのインスタのお写真(後述します)
ラロンダジルのインスタのお写真(後述します)

ラロンダジルはざくっとどんなお店?

ラロンダジルは、器をはじめとした全国の職人・作家さんの手仕事の品を扱うお店です。店主がセレクトした商品を取り揃えています。企画展も開催していて、何度も足を運びたくなるようなお店です。

私が初めて知ったのは、器に興味を持ち出して、関東のお店を探していた時にネットで見つけました。当時2010年。か、それより前。 そして、ちょいとした縁があって店舗に足を運びました。

当時はまだ古民家を利用したお店で、「神楽坂っぺー」って素直に思いました。外観ももちろん、内観も。そんで、さらに内観の陳列がまたオツといいますか。古民家の静寂な佇まいにドンピシャな商品のディスプレイ。異なる素材が並べられていても、なんの違和感もない感じ。パネーなって思いました。

移転してからは行けていませんが、どこに行ってもラロンダジルなんだろうなって感じますよ。

店主とお話したのは、2回くらいですが、聡明な方でした。当然ですが、知識豊富で、感覚だけではない、古民家にたたずむ敏腕キュレーターというような感じ。 作品について色々と聞いてみると作品選びの参考になるはずです。

というか、ラロンダジルと意味とは

これはフランス語ですね。ラ・ロンダジル = La Ronde d’Argileです。"la"は英語でいうとこの"the"ですね。全体を訳すと(Google翻訳先生にお願いすると)、"The Clay Round"です。

日本語では"土の輪"という意味でしょうか。 恐らくきっと、陶器・磁器から徐々に知識や扱う範囲をつないでいったのではないでしょうか。

雰囲気

そうそう、現在はホームページを見るより、インスタを見るといいと思います。ホームページって、色々技術や知識が必要で、なかなか更新ができなかったりしますが(デザインのリニューアルなんて大変です)、インスタは単純に写真をアップするだけなので、費用や知識や時間など諸々の理由でホームページをしっかり作りこむことができない小さなお店の場合は、インスタの方が世界観が伝わりやすいです。

公式インスタはこちら ラ・ロンダジル(@la_ronde_d_argile) • Instagram写真と動画

写真をいくつかシェアさせて頂きます。

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坂野友紀個展「一生使いたいもの」の 作家在廊についてお知らせです。 ご報告になりますが坂野さんのご家族が緊急入院されたため在廊はキャンセルとなりました。 作家不在で大変申し訳ありませんが予定通り個展を開催いたします。 坂野さんの作品、作り手自身に会うことを楽しみにしてくださっていた皆様には大変申し訳ありません。 坂野さんも個展に足を運んでくださった方々にお伝えしたいことが沢山ありましたので本当に無念な思い、またご家族への思いとで現在は心落ち着かない時を過ごされていると思います。 既に坂野さんのインスタグラムでご承知の方もいらっしゃるかもしれません。 何卒ご理解を頂ければ幸いです。

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8月の展示会のお知らせです。 「村瀬可衣 ステンドグラスのある暮らし」 2019/8/17~8/24 12:00~19:00 8/19休み 日曜、最終日は18:00迄 いつもと変わらない暮らしに 小さな灯りをくわえてみる いつもと変わらない私の中に 小さな光がみえはじめた 二十四節気では立秋。 この頃には今よりだいぶ日暮れが早くなり、夕暮れからのステンドグラスの灯りで店内は幻想的な雰囲気に変わります。 皆様のご来店をお待ちしております。 #村瀬可衣 #ステンドグラス #ランプシェード #ステンドグラスのある暮らし #展示会 #ロンダジル

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ほかにも日常の写真なんかもあるので、よりお店の"人となり"ってのが伝わるんじゃないかなって思いますよ。

取り扱い作家さん

正しい情報はお店に問合せて頂くのが一番ですが、本記事作成時点の公式サイトから少しだけ抜粋させて頂きます。

  • 會田竜也 木工
  • 芦田貞晴 木工
  • あひろ屋 日本手ぬぐい
  • 石川友香 陶
  • 伊藤環 陶
  • 井上美樹 ガラス
  • 亀田大介 陶
  • Gren 皮革
  • 須藤拓也 陶
  • 瀬古有美 陶
  • 宮本紀子 アクセサリー
  • 吉村和美 陶

素材も、用途もかなり幅広く(というか吟味して密度濃く)取り揃えていると思います。

オンラインショップもあるようなので、東京は、、神楽坂は、、飯田橋は、、ちょっと遠い、というかむしろ遠いっていう方は一度覗いてみるものいいかもしれません。

WEB SHOP ラ・ロンダジルでは通信販売を承っております。

余談

何度か訪れた中で、手ぬぐい作家、藍染め作家さんの個展に遭遇しました。

あひろ屋さんです。

手ぬぐいに目覚めたきっかけでもありますね。 日本の工芸やっぱパネーす。こちらもぜひ。

ABOUT of AHIROYA

今回ご紹介したお店

  • 所在地: 〒162-0827 東京都新宿区若宮町11 摩耶ビル
  • 電話: 03-3260-6801